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コンドームED(勃起不全)とは?概要と原因、改善方法を紹介

投稿日:2022年7月7日 / 更新日:2022年7月7日

「コンドームを着けると性行為をうまくできない」などと感じていませんか。当てはまる方は、コンドームEDとよばれる状態かもしれません。この記事では、コンドームEDの概要と原因、改善方法を紹介しています。お困りの方は参考にしてください。

目次

コンドームED(勃起不全)とは

コンドームEDは、コンドームを着けた時だけ中折れする、着けようとすると萎えてしまう状態です。通常のED(勃起不全)との違いは、コンドームを着けなければ性行為を行えることといえるでしょう。つまり、コンドームを着けた場合だけED(勃起不全)になってしまう状態をコンドームEDといいます。

コンドームED(勃起不全)の原因

EDの主な原因は以下の3つです。

器質性 身体上(主に血管系・神経系)の問題で引き起こされる
心因性 心理的な問題(セックスに対する不安など)で引き起こされる
混合性 器質性と心因性が組み合わさり引き起こされる

具体的な原因は人により異なりますが、コンドームEDの原因は心因性と考えられています。つまり、コンドームを着けることに対する不安やストレスにより引き起こされると考えられているのです。次の経験などを重ねること(あるいは次の状況を想像すること)で、心理的な問題は引き起こされる恐れがあります。

装着に失敗した経験

装着に失敗して萎えた経験があると「次も失敗して恥をかいてしまうのでは」「失敗するとパートナーに嫌われるのでは」などの不安がよぎり装着前あるいは装着中に萎えてしまうことがあります。

うまく着けられなかった経験

装着に時間がかかりすぎた経験や途中で破れてしまった経験などがあると「今回ももたついてしまうのでは」「時間がかかるとパートナーが冷めてしまう」などの不安がよぎりEDになってしまうことがあります。些細な失敗もEDの原因になりえます。

着けると気持ちよくないと感じる

着けると気持ちよくないと感じるため中折れしてしまうケースもあります。ポイントは、「着けると気持ちよくない」と思い込んでいることです。したがって、薄型のコンドームなどに変更しても中折れしてしまいます。製品の特性ではなく、着けること自体が問題になっていると考えられます。

中折れの原因はコンドーム以外にも考えられますので、下記と合わせてご覧ください。

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中折れの原因と改善する方法について詳しく解説

コンドームが外れた経験

挿入中にコンドームが外れた経験や破れた経験があると「今回も外れたら、破れたらどうしよう」などの不安がよぎり萎えてしまうことがあります。コンドームへの信頼性が低下している状態といえるでしょう。

コンドームED(勃起不全)の対処法

コンドームEDは、コンドームに対するマイナスのイメージを払しょくすることで改善できる可能性があります。ポイントは、自分に合っている商品を選ぶことです。どのように選べばよいのでしょうか。

自分にあったコンドームの選び方

どれでも同じに見えるコンドームですが、特徴は製品により異なります。比較ポイントは以下の4つです。

素材 天然ゴムラテックス・ポリウレタン・イソプレンラバー
サイズ Sサイズ・Mサイズ・Lサイズ・XLサイズ
厚さ 0.01mm~0.1mm程度
潤滑剤 少量~多量

素材は、感度などに影響を与えるポイントです。一般的に、天然ゴムラテックスは密着感を得やすい素材といわれています。ポリウレタンは、薄型のものに多く使用されている素材です。薄さは魅力ですが、弾力感に乏しいため着け心地は悪いと感じるかもしれません。イソプレンラバーは天然ゴムラテックスとよく似た素材です。伸縮性が高いため着け心地はよいでしょう。また、素材を選ぶときはラテックスアレルギーにも注意が必要です。男性・女性のいずれかがラテックスアレルギーの場合は、天然ゴムラテックス以外の素材を選ばなければなりません。

サイズは、男性器の直径と長さに合わせて選びます。具体的なサイズはメーカーにより異なりますが、うまく着けられない、途中で抜けてしまうなどの問題を感じている方は誤ったサイズを選んでいる可能性があります。男性器のサイズに合わせて選ぶことが重要です。

厚さは薄い方が刺激を感じやすい傾向があります。ただし、刺激の感じ方には、素材の特性も影響します。着けると気持ちよくないと感じる場合は、厚さだけでなく素材も変更してみることをおすすめします。

潤滑剤は、女性の濡れやすさを参考に選ぶとよいかもしれません。濡れにくい場合は、潤滑剤多めが適しています。潤滑剤が足りない場合は、専用の潤滑ゼリーを併用することもできます。

コンドームでのED(勃起不全)治療

使用するコンドームを変更しても萎えてしまう場合は「コンドーム・マス法」に取り組むとよいでしょう。これは、射精障害などに広く用いられている自慰を利用した治療方法です。取り組み方は次の通りです。

コンドーム・マス法

  1. 1.コンドーム内に潤滑ゼリーを塗る
  2. 2.男性器にコンドームを着ける
  3. 3.男性器全体に潤滑ゼリーを伸ばして膣内を再現する
  4. 4.男性器を手で優しく握る
  5. 5.手を上下に動かして射精する

手元に潤滑ゼリーがない場合は、カウパー腺液を用いても構いません。ポイントは、手でしごく刺激ではなく、潤滑ゼリーやカウパー腺液のヌルヌル感で射精することです。パートナーとの性行為で射精に至らなかった場合は、パートナーに協力してもらい手で射精に導いてもらっても構いません。快感を得ることや射精することに慣れれば、コンドームEDを改善できる可能性があります。

コンドームが必要な理由

コンドームEDにお悩みの方の中には、着けなければ問題はないと考えている方がいるはずです。気持ちはわかりますが、着けずに性行為を行うことはおすすめできません。望まない妊娠で女性を傷つける恐れがあるうえ、性感染症のリスクも高まるからです。パートナーと自身を守るため、必要性が認められる場合は着けましょう。

射精障害の種類とそれぞれの原因について解説

コンドームに起因するもの以外にも、射精が出来ない原因は考えられます。
下記の記事では射精障害に関する様々な原因と対処法を紹介しています。
一概にコンドームが原因と決めつけず、正しい知識を身に着けて対処しましょう。

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遅漏になる原因と改善方法を解説

中々射精しないため、セックスに苦痛を感じている方もいるのではないでしょうか。
大した問題ではないと感じている方も、認識を改めて解決策を模索しましょう。
射精に時間がかかる男性は、遅漏かもしれません。 大したことではないと捉える方もいますが、2人の関係に亀裂をもたらしかねない重大な問題です。
「もしかしたら彼氏や夫が遅漏かも?」と感じている方は、何かしらの対策を講じるほうがよいでしょう。
この記事では、遅漏の概要と問題点を解説するとともに、妻や彼女ができる具体的な対策を紹介しています。

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遅漏になる原因と改善方法を解説

自信をもてないときはあかひげ薬局にご相談ください

コンドームEDについて解説しました。着けると性行為を上手く行えない方は注意が必要です。心理的な問題により引き起こされているケースが少なくありません。自分に合っている商品を使用することや使用感に慣れることで改善できる可能性があります。とはいえ、マイナスのイメージをもっていると、すぐに改善することは難しいでしょう。心配な方は、精力剤を併用することもできます。「いつもと違う」と思うことで、最後までできるケースがあります。自分に合っているコンドームや精力剤をお探しの場合は、性のお悩み専門の薬局として35年以上の歴史があるあかひげ薬局にご相談ください。お悩みをおうかがいしたうえで、お客様にあっている選択肢をご提案いたします。
EDを改善に有効なあかひげ薬局の商品をご覧ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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