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妊活中にEDになる3つの原因と夫婦で取り組みたい7つの対策

投稿日:2023年8月2日 / 更新日:2023年8月2日

「妊活中にEDになってしまった」「子作りを継続するため解決策を教えてほしい」などと考えていませんか。妊活を計画通りに行えず困っている方は多いでしょう。このようなケースでは、大きく3つの原因が考えられます。原因を見極めて、夫婦で対処することが重要です。ここでは、妊活中にEDになる理由とその対処法を紹介しています。以下の情報を参考にすれば、トラブルの解決につながるきっかけを見つけられるはずです。

目次

妊活中にEDになる原因

妊活中にEDになる主な原因として以下の3点があげられます。

①セックスの義務化によるプレッシャー

妊活を始めると、セックスが愛情表現の手段ではなく子づくりの手段になってしまうことがあります。子どもをつくるため、その日の気分によらず決められたスケジュールに従いセックスを行うケースは少なくありません。例えば、排卵日を予測してセックスを行う、産婦人科で指定された日にセックスを行うなどが考えられます。合理的な方法ですが、スケジュールありきでセックスを行うことにプレッシャーを感じる男性もいます。同様に「妊娠させなければならない」などの責任感からプレッシャーを感じる男性もいるでしょう。プレッシャーが大きくなると心因性EDを引き起こしてしまいます。心因性EDは、過度なストレスなどが原因で勃起しなくなった状態です。

②心身の疲労

ロート製薬が全国の10代~60代の男女24,992人を対象に調査した「妊活白書2019」によると妊活開始平均年齢は32.1歳です。[1]30代前半は、仕事で責任あるポジションを任されるようになる年代といえるでしょう。今後のキャリアを左右するため、仕事に力を注ぐ方は少なくありません。当然ながら、大きなストレスがかかり、帰宅時間も遅くなる傾向があります。つまり、30代前半は心身の疲労が大きくなりやすい年代です。このタイミングで妊活を並行すると、心身にかかる負担はさらに大きくなってしまいます。仕事のストレスや肉体的疲労も心因性EDの原因になりえます。疲れがたまってセックスをする気にならないなどと感じている方は注意が必要です。

③妻を家族として見てしまう「妻だけED」

「妻だけED」は、妻だけ勃起しない状態です。原因はさまざまですが、妊活中はセックスの義務化が考えられるでしょう。前述の通り、機械的にセックスを行うことに魅力を感じない男性もいます。また、妻の外見の変化で性的な対象として見られなくなることもあります。夫が理想とする体型から大きく外れてしまったなどの場合は注意が必要かもしれません。妊活が2人目の場合は、夫婦関係の変化が原因になることもあります。子どもができると、妻を女性としてではなく家族として見るようになる男性もいます。性の対象から外れてしまうためEDになってしまうのです。いずれにせよ妻だけEDであれば、夫の男性機能そのものに問題はありません。原因を見極めて、2人で対処することが重要といえるでしょう。

ED状態で妊活を乗り越える方法

夫がEDになると妊活を計画通りに進められません。問題を乗り越えるためどのように対処すればよいのでしょうか。

①排卵日以外もセックスを楽しむ

妊活を始めると、妊娠しやすい日だけセックスをする夫婦が多くなります。セックスの目的が子づくりだけになると、男性はプレッシャーを感じやすくなるでしょう。セックスの義務化を防ぐため、妊娠しやすい日以外もセックスを楽しむことが大切です。また、セックスの回数が増えると妊娠する確率も高まります。排卵日はもちろん、それ以外の日もセックスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

②ED治療薬を服用する

どうしても勃起しない場合は、ED治療薬を試すこともできます。現在、多く用いられているED治療薬は、血管を拡張させる物質の分解を防いで勃起を促します。男性が妊活にプレッシャーを感じていても、心身の疲労がたまっていても、妻だけEDでも勃起する可能性が高いでしょう。ED治療薬が胎児や妊婦に悪影響を与えることはありません。医師に妊活中であることを説明しておくとより安全に使用できます。

③精力剤を使う

ED治療薬を処方してもらうため、医療機関を受診する必要があります。インターネット通販を行っているウェブサイトもありますが、このような方法での入手はおすすめできません。表示成分を含んでいない、表示成分以外の成分を含んでいる、不純物が混入しているなどの偽造医薬品が多いからです。恥ずかしいなどの理由で医療機関を受診できない方は、精力剤を試すことができます。専門薬局であれば、勃起を促すヨヒンビン製剤や男性ホルモン剤などを扱っています。

④パートナーと話し合う

パートナーと話し合う機会を設けると、解決のきっかけをつかめることがあります。夫婦で負担の少ない子づくりの方法などを模索できるからです。また、気持ちのすれ違いも防げます。EDに悩んでいることを隠していると、パートナーは「妊活に積極的ではない」と受け止めがちです。パートナーが妊活を大切に考えている場合、関係性が破綻する原因になりえます。このようなトラブルを防ぐためにも、現状について話し合いを行っておくことが大切です。

⑤夫婦でカウンセリングを受ける

夫婦だけで話し合うと感情的になってしまう場合は、専門家に相談して夫婦でカウンセリングをうけるとよいかもしれません。現在の状況を客観的な視点から把握しやすくなるうえ、専門家による援助も受けられます。問題の解決策を見つけられることもあるでしょう。最近では、夫婦カウンセリングをオンラインで行っている専門機関もあります。

⑥ストレスを解消する

過度なストレスはEDの原因になりえます。ストレスフルな生活を送っている方は、ストレス解消の時間を設けるとよいでしょう。ストレッサーから離れられる時間をつくると、ストレスを解消しやすくなります。例えば、趣味の時間をつくる、旅行へ出かけるなどが考えられます。あるいは、適度な運動、友人との交流もストレス解消につながるはずです。これらに取り組むことが難しい場合は、意識的に笑うとよいかもしれません。自律神経のバランスを整える効果を期待できます。

⑦セックスのマンネリ化を解消する

セックスがマンネリ化すると、性的刺激を感じにくくなります。いつも同じ場所、同じ流れでセックスを行っている方は変化を加えるとよいでしょう。例えば、自宅ではなくホテルを利用する、体位を変えてみるなどが考えられます。ポイントは、夫婦で新しい取り組みを楽しむことです。「次は○○をしてみよう」など、前向きに取り組めるとセックスが楽しい営みになるはずです。

妊活で有効とされる「タイミング法」のやり方

ここからは、妊娠しやすい時期にセックスを行うタイミング法について解説します。基本的なやり方は以下の通りです。

【やり方】

  1. 基礎体温を記録する
  2. 排卵日を予測する
  3. 排卵日の2~3日前からセックスする

基礎体温を記録して排卵日を予測します。排卵日は、低温期から高温期に切り替わる日前後と考えられます。したがって、基礎体温を正しく記録しておくことが重要です。排卵日がわかったら、排卵日の2日前から翌日にかけてセックスを行います。精子の寿命が3日、卵子の寿命が1日だからです。おりものの変化を参考にすると予測の精度を高められます。

妊活中のEDは夫婦で乗り越えましょう

ここでは、妊活中のEDについて解説しました。セックスの義務化や心身の疲労、パートナーを女性として見られなくなることなどで引き起こされます。これまで通りセックスを楽しんだり環境を変えたりすることで解決できる可能性があります。いずれにせよ、夫婦で問題に向き合うことが大切です。精力剤を試してみたい方は、専門の薬局として35年以上の歴史があるあかひげ薬局にご相談ください。お悩みにあわせてご提案をさせていただきます。

[1]出典:ロート製薬「妊活白書2019」
https://jp.rohto.com/dotest/committee/hakusyo2019/data1/

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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