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射精が健康に与える5つの影響とは?適切な射精回数も紹介

あなたは射精について、健康への影響をどれだけ知っていますか。実は、射精は私たちの体にさまざまな良い影響を与えます。
この記事では、具体的な影響や適切な射精回数について詳しくご紹介します。射精の健康への効果を知ることで、あなたの心と体にどのようなメリットがあるのか、一緒に探っていきましょう。

目次

射精頻度が高いと精子は不健康になる?

一般的に、射精をし過ぎると健康に悪影響を及ぼすと考えられがちですが、実際のところ適度な射精は健康維持に良い影響を及ぼすと考えられています。では、射精しないのはどうなのでしょうか。性行為をしない期間が長引くと、体内で生成された精子が自然に分解・吸収されてしまいます。したがって、まったく射精しないことで明確な健康上の問題が起こることはありません。ただし、精子が長期的に溜まり続けると、年齢に関わらず夢精が発生する可能性があります。

また、無意識のうちに射精が起こる「遺精」にも注意が必要です。遺精とは、何らかのストレスを受けたときに引き起こされる現象です。これらの他にも、ED(勃起不全)のリスク上昇や、精子の質の低下なども懸念されます。健康状態に問題がなければ、定期的な射精がおすすめです。

射精のメリット

「オナニー(射精)は健康に悪い」などといわれることは少なくありません。しかし実際は、メリットの多い行為と考えられています。代表的な射精のメリットとして以下の点があげられます。

男性ホルモンの増加

これまでは「過剰なオナニーは健康に悪影響を及ぼす」といった都市伝説が存在していましたが、実際のところその影響について明確に示された研究はほとんどありませんでした。
しかし、最近の日本性機能学会での研究成果によると、オナニー時の男性ホルモンの変化が明らかになってきました。この研究では、勃起前から射精直前にかけて、男性ホルモンであるテストステロンが徐々に上昇し、射精のタイミングをピークにして下降していくことが確認されています。

また、乳汁分泌ホルモンのプロラクチンや、ストレスホルモンのコルチゾールも、勃起から射精前後にかけて上昇することも明らかになりました。つまり、オナニーを行うことで、男性ホルモンを含むさまざまなホルモンが動的に変化していることが示されたのです。
これまでの都市伝説とは異なり、オナニーそのものが男性ホルモンの増加につながることが、この研究により明らかになったと言えます。

引用元:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161101-OYTET50017/

ストレス解消

射精すると、モヤモヤしていた気分がスッキリすることがあります。したがって、ストレス解消にも役立ちます。気分がスッキリする理由は、射精するときにドーパミンが分泌されるからです。

ドーパミンは「幸せホルモン」と呼ばれることがある神経伝達物質です。満足感や達成感の源泉になるため報酬系ホルモンに分類されます。このようなホルモンが分泌されるため、射精をするとスッキリするのです。ドーパミンは、オナニーをやめられない理由にもかかわっています。もう一度、あの満足感を得たいと感じるため、何度も繰り返してしまいます。

ちなみに、射精するときに分泌されるホルモンはドーパミンだけではありません。プロラクチンというホルモンも分泌されます。プロラクチンには、リラックスを促す働きがあります。オナニーやセックス後にぐっすり眠れる理由は、プロクラチンが分泌されるからといえるでしょう。射精までに高まった性衝動は、ドーパミンとプロクラチンが分泌されることでおさまります。つまり、これらが分泌されることで「賢者タイム」が訪れるのです。

ED予防

定期的な射精は、EDの予防にも役立つ可能性があります。勃起に必要な機能を鍛えられるからです。具体的には、陰茎海綿体の状態を維持できるとともに射精により男性器や前立腺の血流も促せます。骨盤底筋を鍛えられる点も見逃せません。骨盤底筋は収縮して圧迫することにより、陰茎海綿体に血液を留める役割を果たします。この筋肉が衰えると陰茎海綿体に血液を留められなくなるためEDのリスクが高まります。ちなみに、骨盤底筋は射精のほか、会陰に力を込める(肛門を締める)トレーニングでも鍛えられます。

以上の通り、射精は勃起機能の維持に重要な役割を果たします。EDを予防するため回数を増やしたいですが、時間を確保できない、体力的に厳しいと感じる方もいるでしょう。幸いなことに、勃起に必要な機能は単に勃起するだけでも鍛えられます。時間や体力を確保できない方は、勃起だけを心がけてもよいでしょう。ただし、射精にはテストステロンを一時的に増加させるメリットもあります。テストステロンの増加も、ED予防に役立つと考えられます。したがって、勃起だけにとどめず、余裕があるときは射精することも重要です。
▼こちら記事では、EDの年齢別の原因と対処法について詳しく紹介した記事になります。あわせてご覧ください。
ED(勃起不全)の年齢層別原因と基本の対処法

精子の質の改善

定期的な射精は、精子の質の改善につながると考えられています。古い精子が新しい精子と入れ替わるからです。一部では、妊活のため禁欲するほうがよいといわれていますが、禁欲のし過ぎにも注意が必要です。長期の禁欲により精液の量は増加し、精子濃度も上昇しますが、精子の運動率と精子の生存率は低下します。つまり、量は増えても、質は低下してしまうのです。質が低下する理由のひとつとしてあげられるのが、死んでしまった古い精子から活性酸素が発生することです。酸化ストレスの影響で質が低下してしまいます。ちなみに、古い精子はDNAが損傷していることが少なくありません。このような精子は、流産の原因になりえます。以上のリスクがあるため、日頃から定期的に射精することが重要です。

病気の予防

射精の回数を増やすと、前立腺がんのリスクを抑えられる可能性もあります。約2万9,000人(46~81歳)のアメリカ人男性を対象に行われた追跡調査で、高い射精頻度が前立腺がんのリスク低下と関連していることがわかったからです。具体的には、月4~7回の射精をしている人よりも月21回以上の射精をしている人のほうが、前立腺がんを発症するリスクが3割程度低いことがわかりました。[1]リスクが低下する理由は明らかになっていませんが、頻度の高い射精は健康に良い影響を与える可能性があります。

体調の確認

男性の性機能を理解するには、勃起と射精の関係を理解することが重要です。まず、勃起は男性器の血管が充血することで起こります。この勃起状態においてさまざまな刺激を受けることで、最終的に射精にいたります。つまり、射精は勃起の有無を判断する重要な指標となるのです。また、男性器内部には多くの血管が存在しており、射精の回数は男性の血管の健康状態を示す指標です。一般的に、たくさん射精できる男性は血管が元気な状態にあると考えられます。一方で、男性器の勃起が困難な場合は、血流の悪さが原因となっている可能性があり、これは深刻な健康問題を示唆している可能性があります。

適切な射精回数は

射精回数に関して最適な目安はありません。一般的に、妊活中は1日に1回程度の射精が理想的とされています。これは、フレッシュで活力のある精子を提供できるためです。一方、ED(勃起不全)の予防には、規則的な射精が有効かもしれません。ただし、この場合は勃起そのものが重要です。体力的に厳しい場合は無理をせず、1日1回程度の勃起で男性機能を維持できると考えられます。前立腺がんのリスク低減には、月21回以上の射精が推奨されます。つまり3日に2回程度の頻度です。しかし、これは中高年にとって厳しい目標かもしれません。射精の方法はオナニーでもセックスでも構いません。目標とする射精回数を確保するには、自分に合った方法を見つけることが重要です。

なかなか射精できないときに考えられる原因

男性の方で、なかなか射精できないときもあるかもしれません。そんな時、なぜ射精できないのか気になってしまうでしょう。ここでは、射精できないときに考えられる原因を詳しく見ていきましょう。

不安やストレス

ストレスは外部からのさまざまな刺激によって引き起こされる緊張状態を指します。これらの刺激には、環境的要因(騒音や気温の変化など)、社会的要因(仕事量の増加や人間関係の問題など)、身体的要因(病気や過労など)、心理的要因(不安や悩み)の4つの要因があります。日常生活における変化がストレスの原因となり、過度のストレスは心身のバランスを損なう可能性が高いです。その症状の1つとして性欲の低下が見られることがあり、男女問わず起こり得ます。一般的に、完璧主義者や独りで抱え込みがちな人はストレスを蓄積しやすいと言われているので注意しましょう。

薬の副作用

男性型脱毛症の治療には、外用薬と内服薬が一般的です。この治療法の中で、フィナステリドやザガーロといった薬剤は効果的とされますが、性欲低下などの副作用が報告されています。さらに、抗うつ薬の服用にも性欲低下や勃起不全といった副作用がみられることがあるので注意しましょう。前立腺がんの治療においては、放射線治療や手術が困難な場合、ホルモン療法が行われることがありますが、これも性欲低下の原因となることがあります。つまり、男性の性機能に関わるさまざまな治療薬には、副作用として性欲低下が伴うことがあるのです。

病気

慢性腎臓病や高プロラクチン血症は、性欲低下の原因となることがあります。慢性腎臓病では、腎機能が徐々に低下することで性欲が減退する可能性があります。一方、高プロラクチン血症は脳下垂体からのプロラクチン過剰分泌が原因で発症し、男性では性欲低下や勃起不全を引き起こすことがあるので注意が必要です。高プロラクチン血症の背景には、脳下垂体の良性腫瘍や睡眠薬、胃薬の服用などが関係していることが知られています。このように、腎臓の機能低下や内分泌系の異常が性機能に影響を及ぼすことがわかります。そのため、性欲の低下を感じた場合は、医療機関で適切な検査と治療を受けることが重要です。

男性ホルモンの低下

男性ホルモンの低下は、体内のホルモンバランスを崩し、性欲の低下を招くことがあります。このような状態は「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」とも呼ばれ、主に40歳代以降に問題となることが多いです。ただし、男性ホルモンが低下する時期や程度には個人差があり、60歳や70歳になってから症状が現れる場合もあります。このように男性更年期障害は、心身にさまざまな影響を及ぼすことが知られています。

精力や勃起でお悩みの方はあかひげ薬局にご相談ください

射精と健康の関係について解説しました。射精には、テストステロンの分泌を一時的に増やす、EDを予防する、精子の質を改善するなどのメリットがあります。できれば積極的に行いたい取り組みといえます。精力や勃起力に不安を抱えている方は、精力剤を活用してみてはいかがでしょうか。あかひげ薬局は、35年以上の歴史がある精力剤専門の薬局です。お悩みの方は、当店までお気軽にご相談ください。

[1]参照:National Library of Medicine:Ejaculation frequency and subsequent risk of prostate cancer: Michael F Leitzmann , Elizabeth A Platz, Meir J Stampfer, Walter C Willett, Edward Giovannucci
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15069045/

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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