早漏の定義と彼氏のために彼女ができる早漏対策

早漏は、セックスで次の問題が生じて悩んでいる状態です。
【早漏】

• 挿入すると１分以内に射精する状態が続く
• 挿入前に射精してしまう状態が続く
• 射精までの時間を自分の意志で調整できない

わずかな性的刺激に反応してしまうため、本人が意図していないにもかかわらず射精してしまう状態といえるでしょう。
ちなみに、挿入時間が１分以上であっても、本人がすぐに射精してしまうなどと悩んでいる場合は早漏と考えられます。

より詳しい早漏の定義と目安の時間については下記の記事をご覧ください。

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挿入から射精にかかる時間の目安と日本人がセックスにかける平均時間

早漏は、初めてのセックスから早漏の生来型、ある時期から早漏になってしまった獲得型、あらゆる状況で早漏の全般型、特定のパートナーなど限られた状況下で早漏になる状況型などに分類されます。

＜早漏の原因＞

早漏は様々な原因が提唱されていますが、まだ仮説の域にあり、多くの場合は複数の原因が重なっていると考えられるため、原因を正確に特定するのは困難です。
つまり、まったく勃起しない状態はもちろん、勃起するものの途中で萎えてしまうケース（いわゆる中折れ）などもEDに該当します。
EDは、身体の病気やケガにより引き起こされる器質性ED、心理的・精神的な問題で引き起こされる機能性ED（心因性）、器質性EDと機能性EDが混同している混合性ED、
薬剤の影響で引き起こされる薬剤性EDなどに分かれます。

（１）心因性が原因の場合
不安、早熟での性体験、経験不足、緊張

（２）器質性が原因の場合
亀頭部過敏、射精反射の過剰な興奮、内分泌障害等

TENGAヘルスケアが20~60代の女性を対象に実施した調査によると、女性が考える理想の平均挿入時間は9.7分です。
早漏を自覚している男性にとっては、厳しい結果といえるかもしれません。
ちなみに、TENGAヘルスケアが20~70代の男性を対象に実施した調査によると、日本人男性の3.5人に1人（約1,300万人）が早漏で悩んでいます。

早漏の問題は、射精までの時間が非常に短いことです。
毎回、または毎回のようにすぐに射精してしまうため、妻や彼女は夫や彼氏のセックスに不満を感じてしまいます。
また、意図せず射精してしまう夫や彼氏も、パートナーに申し訳ないなど、自分を責めてしまうことが少なくありません。

ケースによっては、セックスを避けるようになることもあります。
本人とパートナーに精神的な苦痛を与える点、パートナーとの関係が悪化しやすい点が早漏の問題点です。

早漏は、夫や彼氏だけでなく妻や彼女にとっても大きな問題です。
基本的には、一緒に解決していくべき問題といえるでしょう。ここからは、妻や彼女ができる取り組みを紹介します。

【スクイーズ法のやり方１】

1. パートナーが彼氏・夫のペニスをしごきます。
2. 射精しそうになったらペニスを絞るように圧迫します。
3. 高ぶりがおさまったら再びペニスをしごきます。
4. １～３を繰り返し、射精時間をコントロールします。

射精時間をコントロールできるようになったら次の段階へ移ります。

【スクイーズ法のやり方２】

1. １のトレーニングを２～３回程度行います。
2. 女性上位で挿入して、動かずにそのままの状態をキープします。
3. 射精しそうになったらペニスを抜いて手で絞るように圧迫します。
4. 高ぶりがおさまったら再びペニスを挿入します。
5. １～４を繰り返し、射精時間をコントロールします。

この方法でも射精時間をコントロールできるようになれば次の段階へ移ります。

【スクイーズ法のやり方３】

1. １のトレーニングを２～３回程度行います。
2. 女性上位で挿入して、腰を動かします。
3. 射精しそうになったらペニスを抜いて手で絞るように圧迫します。
4. 高ぶりがおさまったら再びペニスを挿入します。
5. １～４を繰り返し、射精時間をコントロールします。

慣れるまで腰を動かすのは男性だけにしましょう。
この方法で射精時間をコントロールできるようになれば、体位を変更してトレーニングを進めます。

上記はスクイーズ法の簡単な概略ですので、より詳しくスクイーズ法のメリット・デメリットについては下記の記事をご覧ください。

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早漏対策に用いられているスクイーズ法の概要とメリット・デメリット

スクイーズ法などのトレーニングは早漏の改善に有効ですが、効果を実感できるまで時間がかかります。
できるだけ早く効果を実感したい場合は、セックス中の体位を工夫するとよいかもしれません。
射精しそうになったときに体位を変えると、興奮がおさまり射精までの時間を延ばせることがあります。

一般的に、射精しにくい体位といわれているのは、座位・後背位・側位などです。
夫や彼氏と一緒に、射精しにくい体位を見つけるとよいでしょう。

できるだけ早く効果を実感したい場合は、一時的に感度を鈍くして射精までの時間を延長させる男性用塗り薬の活用や厚手のコンドームの使用などが考えられます。
いずれも手軽に使用できるため、おすすめの早漏対策といえるでしょう。

早漏は男性にとって深刻な問題です。
射精後に「早すぎる」などの言葉をぶつけると、男性の自尊心を深く傷つけてしまう恐れがあります。
プレッシャーをかけすぎると、早漏の症状はさらに悪化するかもしれません。
早漏は女性にとっても深刻な問題ですが、男性を追い詰めすぎないように接しましょう。

早漏の定義と妻や彼女ができる早漏対策について解説しました。
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