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飲酒量とEDの関係|お酒の飲みすぎはEDのリスクを高める

投稿日:2023年8月2日 / 更新日:2023年8月2日

「お酒を飲むと勃起しにくくなってしまう」「セックスの前はお酒を控えるほうがよいかも」などと考えていませんか。両者の関係を教えてほしいと考えている方もいるでしょう。最初に結論を示すと、お酒の影響は飲酒量で異なります。勃起の助けになることもあれば障害になることもあるのです。ここでは、EDとお酒の関係を詳しく解説しています。以下の情報を参考にすれば、どのようなときに勃起の障害になるかがわかるはずです。お酒とセックスを楽しみたい方は確認しておきましょう。

目次

お酒とEDの関係性

お酒とEDの関係は飲酒量で変化します。適量の飲酒には、気持ちをリラックスさせる効果があります。緊張を和らげられるため、EDに良い影響を与えるといえるでしょう。例えば、勃起しやすくなる、いつもより硬くなるなどが考えられます。一方で、お酒を飲みすぎると勃起に悪影響が現れます。アルコールの血中濃度が高くなると、鎮静効果が強くなってしまうからです。女性が目の前にいるのに勃起しない、行為に至っても射精できないなどが考えられます。女性と関係をもつ前は、飲酒を控えるか飲酒量を調整することが重要です。

ここで気になるのが適量の目安です。厚生労働省の発表では、純アルコールで1日平均20gが「節度ある適度な飲酒」とされています(対象はアルコール代謝機能がある日本人)。お酒別に純アルコール量を示すと以下のようになります。

【お酒に換算】

お酒 アルコール度数 純アルコール量
ビール 5% 500ml 20g
清酒 15% 180ml 22g
ウィスキー 43% 60ml 20g
焼酎 35% 180ml 50g

出典:厚生労働省「アルコール」
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html

適量がわからない場合は、以上を参考にすると良いかもしれません。

飲酒が原因でEDになるとされる理由

お酒を飲みすぎるとEDのリスクは高まります。主な理由は以下の3つです。

①神経が抑制される

お酒が中枢神経に及ぼす作用は、血中アルコール濃度(飲酒量)で変化します。濃度が低いとリラックス効果、濃度が高いと鎮静効果が現れます。勃起は、勃起中枢などを介して性的興奮がペニスへ伝えられると起こります。大量の飲酒で中枢神経が抑制されると、性的興奮をペニスへ伝えられなくなります。したがって、興奮しているはずなのに勃起しないなどが起こってしまうのです。ちなみに、鎮静効果が現れる血中濃度には個人差があります。勃起に悪影響を与えない飲酒量を示すことはできません。お酒が弱い方は影響が現れやすいと考えられます。

②肝機能障害がEDを招く場合がある

肝機能障害はEDと関係しています。肝臓が男性ホルモンの合成・分解に関与しているからです。肝機能が低下して男性ホルモンをうまく合成できなくなると、EDを発症する恐れがあります。肝機能に大きな影響を与えるのが飲酒量です。飲酒量が多い、あるいは飲酒期間が長いとアルコール性肝障害は進行しやすくなります(少量の飲酒・短期間の飲酒で進行することもあります)。また、肝機能の低下による活力の低下、治療のために服用する薬剤の影響もEDの原因になりえます。内分泌(男性ホルモン)の問題よりも影響が大きいと考えられているため十分な注意が必要です。ちなみに、肝機能が著しく低下するとED治療薬を服用できなくなります。代謝機能が低下するため、副作用が現れやすくなるからです。EDが気になる場合は、飲酒習慣に気を付けなければなりません。

③男性ホルモンの低下を招く

前述の通り、慢性的なお酒の飲みすぎは肝機能の低下ならびに男性ホルモンの低下を招く恐れがあります。男性ホルモンはEDと関わっているため注意が必要です。また、飲酒は肥満とも深い関わりがあります。おつまみを食べると摂取カロリーが多くなるうえ、アルコールそのものも高カロリーだからです。アルコール1gあたりのカロリーは7kcalです(炭水化物・タンパク質は4kcal、脂質は9kcal)。過去に行われた研究で、若年男性において肥満は男性ホルモンの低下を招き、勃起機能の悪化を招くと結論付けられています。お酒を飲む方は、肥満による男性ホルモンの低下にも気を付けなければなりません。

出典:大東製薬工業公式BLOG
https://daito-p.co.jp/blog/2014/07/post-30-2.html

タバコもEDの原因になる?

お酒と同じく嗜好品としてあげられるのがタバコです。タバコもEDの危険因子です。交感神経を刺激する、ペニスの血流を障害するなどの影響を与えます。お酒と一緒にタバコを吸う方は少なくありません。これらを楽しむ方は、EDに気を付ける必要があるといえるでしょう。

お酒とED治療薬を併用するデメリット

お酒を飲んでいるときにED治療薬を服用しても問題はありません。ただし、以下の点には注意が必要です。

①ED治療薬の効果が低下する場合がある

過度な飲酒で鎮静効果が強く現れると、ED治療薬の効果は低下する恐れがあります。脳の命令をうまく伝えられなくなってしまうからです。ED治療薬を服用していることに安心せず、適度な飲酒量を守ることが大切といえるでしょう。

②お酒に酔いやすくなる

お酒と一緒にED治療薬を服用すると、酔いが回りやすくなります。ED治療薬には、血管を拡張させて血流を促す働きがあるからです。この働きはペニスの血管だけに限定したものではありません。したがって、酔いが回りやすくなるのです。

③ED治療薬の副作用が出やすくなる

アルコール、ED治療薬とも肝臓で分解されるため、併用すると肝臓に負担がかかりやすくなるうえ、副作用も現れやすくなります。主な副作用として、頭痛・顔の火照り・目の充血があげられます。また、動悸や消化不良などが現れることもあります。血管拡張による血圧の低下にも注意が必要です。併用したい場合は、主治医に相談しましょう。

お酒の飲みすぎには要注意

ここでは、飲酒とEDの関係について解説しました。適度な飲酒は勃起に良い影響を与えますが、飲みすぎると鎮静効果が強く現れるためEDになる恐れがあります。節度をもってお酒を楽しむことが重要といえるでしょう。EDにお悩みの場合は、精力剤を試してみるとよいかもしれません。自分に合っている商品をお探しの方は、精力剤専門の薬局として35年以上の歴史があるあかひげ薬局にご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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