自分で取り組めるEDの対策とパートナーが心がけたい対応

EDの原因

EDは原因により次の4つに分類できます。

原因	概要	主な原因
器質性	身体的な問題で引き起こされるED	動脈硬化糖尿病高血圧脂質異常症手術・外傷
心因性	心理的・精神的な問題で引き起こされるED	セックスで失敗した経験セックス時の過剰な緊張仕事や家庭のストレスうつ病などの精神疾患幼少期のトラウマ
薬剤性	薬剤の影響で引き起こされるED	抗うつ薬降圧薬 5α還元酵素阻害薬（AGA治療薬など）
混合性	器質性・心因性・薬剤性が組み合わさったED	－

EDはさまざまな原因で引き起こされる恐れがあります。原因を見極めて対処することが重要です。

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EDの対策方法

ここからは、一般的なEDの対策を紹介します。

栄養バランスの良い食事を意識する

EDを予防したい場合は、食生活に気をつける必要があります。食生活が乱れていると、糖尿病や脂質異常症、高血圧などのリスクが高まるためです。これらが進行して動脈硬化が悪化することも考えられます。食生活改善のポイントは、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂ることです。食べ過ぎや塩分・動物性脂肪の摂りすぎにも注意する必要があります。

適度に運動する

適度な運動に取り組むこともEDの予防や改善に役立つ可能性があります。特に効果的と考えられているのが、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動です。血流の促進と生活習慣病の予防を期待できます。効果を高めたい人は、並行して筋トレにも取り組むとよいでしょう。筋トレには、インスリンの効果を高めて糖尿病を予防したり男性ホルモンの分泌を促したりする働きを期待できます。EDが気になる方は、下半身の大きな筋肉を刺激できるスクワットに取り組むとよいかもしれません。

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質のよい睡眠を取る

十分な睡眠をとることも大切です。睡眠不足になると、男性ホルモンの分泌量が減少してしまいます。これに伴い勃起力も減退してしまう恐れがあります。十分な睡眠時間には個人差がありますが、一般的には7時間前後と考えられています。睡眠の質を高める方法は以下の通りです。

【対策】

寝る前にヒーリングミュージックを聞いてリラックスする
目覚めたらカーテンを開けて朝日を浴びる
眠くなってからベッドに入る

日中の運動でも睡眠の質を高められます。

飲酒や喫煙の頻度を減らす

飲酒は入眠までの時間を短縮しますが、睡眠後半における覚醒度を高めてしまいます。また、短期的な視点では、お酒を飲みすぎると鎮静効果が強く働くため勃起しにくくなります。リラックスを促すなどプラスの効果もありますが、EDが気になる方は飲み方に注意しなければなりません。

喫煙は総じて勃起にマイナスの影響を与えます。具体的には、動脈硬化を進行させる、交感神経を刺激して血流を減少させるなどの働きがあります。ED対策として、禁煙または減煙が勧められます。

ストレスを適度に発散する

過度なストレスがかかると、性的興奮をペニスに伝えにくくなってしまいます。したがって、ストレス発散も効果的なED対策と考えられます。具体的な取り組みは人により異なりますが、趣味に没頭する時間をつくる、瞑想に取り組む、旅行に出かけるなどが考えられます。自分なりのストレス発散方法を見つけておくことが大切です。

非正規ルートの薬の服用は厳禁

ED対策としてED治療薬の服用も考えられます。ED治療薬を服用する場合は、入手先に注意が必要です。浜松町第一クリニックが20～49歳までの男性（EDの自覚あり）500名を対象に実施した調査によると、ED対策を行ったことがある男性のうち35.6％が「病院以外で入手した薬を飲む」と回答しています。この値は「病院で処方された薬を飲む」と回答した男性とほぼ同じ割合です。[1]

ファイザー株式会社・バイエル薬品株式会社・日本新薬株式会社・日本イーライリリー株式会社が合同で実施した調査によると、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品でした。[2]したがって「病院以外で入手した薬」の満足度は低くなっています（浜松町第一クリニックの調査では約45％が中止）。また、偽造品は健康被害も懸念されています。非正規ルートのED治療薬は服用を控えましょう。

パートナーがEDになったときの適切な対応

ここからは、パートナーがEDになったときに対応を解説します。

相手を責めない

パートナーがEDになると、自身のプライドを守るため相手を責めたくなることがあるはずです。気持ちは理解できますが、このような対応はおすすめできません。パートナーを精神的に追い詰めると、問題を解決しにくくなってしまうからです。落ち着いて、受容的に対応することが大切です。

対処法を押しつけない

EDのパートナーに何かしらの対策を求める女性は少なくありません。一方で、EDを受け入れられない男性は、対策をしたがらないことがあります。効果的な対策を押しつけたくなるかもしれませんが、このような対応もおすすめできません。男性を頑なにするとともに2人の関係も悪化してしまう恐れがあるためです。まずは男性の気持ちを受け入れて「私のためにも対策を講じてほしい」など、自分の気持ちを伝えることが大切です。

本音で話し合う

EDを2人の問題と捉えて、本音で話し合うことも欠かせません。悩みを共有するだけで、問題を解決できることがあります。問題を解決できなくても、解決に向けた第一歩を踏み出しやすくなります。タイミングを見計らって、話し合いをしてみるとよいでしょう。ポイントは、既に傷ついている男性のプライドを傷つけないことです。共感を示しながら、信頼関係の構築を目指します。

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精力剤もED対策に活用できる

ここでは、EDの対策について解説しました。主な対策として、食生活の改善、適度な運動、禁煙などがあげられます。EDで困っている方は、取り組みやすいものから始めてみるとよいでしょう。ただし、効果を実感するまで一定の時間がかかります。すぐに試せるものを探している方は、精力剤を活用するとよいかもしれません。「あかひげ薬局」は35年以上の歴史を誇る精力剤専門の薬局です。悩みにあっている製品を探したい場合は、お気軽にご相談ください。

[1]出典：浜松第一クリニック「EDに関する事情調査」
href="https://www.hama1-cl.jp/internet_research/int_enq_stress_ed77.html
[2]出典：日本新薬株式会社「偽造ED治療薬4社合同調査結果」
https://www.nippon-shinyaku.co.jp/file/download.php?file_id=125