オナニーとEDの関係とEDのリスクを高めるオナニーの方法

方法次第でオナニーはEDの原因になりえます。自己流のオナニーを継続的に行っている方は注意が必要です。ここでいうEDは、まったく勃起しない状態だけを指すわけではありません。セックスに必要な勃起を得られない状態、セックスに必要な勃起を得られてもそれを維持できない状態、勃起して挿入できても膣内で射精できない状態などを指します。つまり、勃起の障害で性行為を最後まで行えない状態をEDというのです。

オナニーでEDになる主な原因は、セックスでオナニーほどの刺激を得られないことです。具体的に、どのようなオナニーを行っているとEDになるのでしょうか。

EDのリスクを高める危険なオナニーとして、以下の方法があげられます。

危険なオナニーの中で頻度が高いのが強グリップオナニーです。「グリップ」は、日本語で「握り」などを意味します。したがって、ペニスを強く握るオナニーを指します。

ポイントは、手で締め付けるためペニスに強い刺激を加えられることです。ただし、実際のセックスで膣に挿入しても、これほど強い刺激が加わることはありません。したがって、この方法に慣れてしまうと、セックスで挿入しても射精できないなどのトラブルにつながってしまいます。

同様に、頻度が高いといえそうなのが足ピンオナニーです。
名称からわかる通り、足をピンと伸ばした状態でするオナニーを指します。一部の方がこの方法を選択している理由は、絶頂に達しやすくなるからです。

感度が高まる理由は、足をピンと伸ばすことで下半身に力が入るからといえるでしょう。
筋肉が緊張するため、通常のオナニーよりも絶頂に達しやすくなります。ただし、この方法に慣れると、セックスのときも同じ姿勢をとらないと射精できなくなることがあります。

ペニスを床や壁などに押し当てて擦りつけるオナニーです。

例えば、床オナニーであれば、布団などにうつぶせになってペニスに自重をかけてこすりつけます。ペニスに強い圧を加えられるため、この方法でないと満足できない方は少なくありません。ただし、この方法に慣れると、セックスのときに勃起しなくなることや挿入後に射精できなくなることがあります。

通常のセックスとは異なる強い刺激が加わるからです。気を付けたい自己流オナニーの方法といえます。

十分に勃起していない状態で射精してしまうオナニーです。強い刺激を加えられるわけではありませんが、この方法に慣れるとセックスのときも十分に勃起しなくなる恐れがあります。満足な性交渉を行えないため注意が必要です。

以上のオナニーを習慣的に行っている方は、オナニーのやり方を見直しましょう。オナニーで心掛けたいポイントは次の通りです。

【正しいオナニーの方法】

1. 1.ペニスを完全に勃起させる
2. 2.手または専用のグッズを用いる
3. 3.自然な体勢を意識する
4. 4.ペニスを強く握りすぎない
5. 5.ペニスを早く擦りすぎない

ポイントは、セックスとよく似た刺激を再現することです。
ペニスを握る強さは卵を握りつぶさない程度、ペニスを擦る速さはピストン運動程度を意識するとよいでしょう。

オナニー中の姿勢は、胡坐などがおすすめです。非現実的な刺激を避けることで、オナニーが原因のEDを予防しやすくなります。

▼こちらの記事ではコンドームED(勃起不全)について解説した記事なります。合わせてご覧ください
コンドームED（勃起不全）とは？概要と原因、改善方法を紹介

オナニーとEDの関係について解説しました。オナニーで強い刺激を加えていると、セックスで勃起できなくなることや射精できなくなることがあります。セックスとよく似た刺激を加えるようにオナニーをすることが重要です。機能的な問題はないものの、誤ったオナニー習慣で勃起しにくくなった方は、精力剤を試してみるとよいかもしれません。いつもと異なる取り組みが、よいきっかけになることがあります。精力剤をお探しの方は、専門薬局として35年以上の歴史があるあかひげ薬局にご相談ください。