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早漏・遅漏の定義・改善策と女性が考える理想の挿入時間

投稿日:2023年3月8日 / 更新日:2023年3月8日

早漏と遅漏は、男性・女性を悩ませるトラブルです。放置していると、2人の関係性に亀裂が入るかもしれません。
ここでは、これらの定義・原因・改善方法などを解説しています。さらに、女性が考える理想の挿入時間も紹介しています。お悩みの方は参考にしてください。

目次

早漏とは

本人が意図していないにもかかわらず、性行為ですぐに射精してしまう状態です。ここでは、早漏の定義と原因、改善方法などを解説します。

早漏の定義

早漏で問題になりやすいのが射精にかかる時間です。

現在のところ、この点に関して明確な定義はありません。基本的には、本人またはパートナーの主観(悩みの大きさ)が重要になります。

早漏の悩みは、理想の射精時間よりも早く射精してしまうことです。

理想の射精時間は人により異なります。5分の人もいれば、10分の人、15分の人もいるのです。例えば、5分を理想としている人が5分持続できれば自分は早漏ではないと考えるでしょう。15分を理想としている人が5分しか持続できなければ自分は早漏と悩む可能性があります。

実際の持続時間に関わらず、早漏の悩みは発生するため、客観的な指標である持続時間で早漏を定義することはできないのです。

ただし、参考にできる定義がないわけではありません。国際性機能学会は、毎回、または毎回のように挿入前、挿入後、1分未満で射精してしまう状態を早漏と定義しています。

このように定義すると1分を超えていれば問題ないと考えてしまいますが、絶対的な基準ではありません。本人が「すぐに射精してしまう」「我慢できない」などと悩んでいれば、持続時間に関わらず早漏と考えられる可能性があります。

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早漏の原因

早漏は以下の3つの分類できます。

【種類】

  • 過敏性
  • 心因性
  • 衰弱性

過敏性の原因は、ペニスとその周辺の神経が敏感すぎることです。
性的興奮が高まっていなくても刺激だけで射精してしまいます。性の経験が乏しい人、亀頭が包皮に覆われている人、スポーツに取り組んでいる人などで問題になりやすいといえるでしょう。
傾向としては、性欲・体力とも旺盛な若年層に多いといえます。

心因性の原因は、何かしらのストレスで交感神経が優位になることです。
過度に興奮してしまうため、意図しないタイミングで射精してしまいます。

ストレスの例として、すぐに射精した経験があげられます。
性行為中に今回も失敗するのではなどの不安がよぎると、ストレスで交感神経が優位になってしまいます。

衰弱性の原因は、加齢の影響などで射精に関わる筋肉が衰えることです。
これにより我慢が効かなくなるため、意図しないタイミングで射精してしまいます。
中年以降に多い原因といえるでしょう。ちなみに、筋肉が衰えると精子が勢いよく飛ばなくなります。このような症状が現れている場合は注意が必要です。

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早漏の改善方法

改善方法は原因により異なります。
過敏性は、わずかな刺激で射精してしまう癖を直すトレーニングが有効です。
具体的には、オナニーで射精しそうになったら、手をとめて亀頭を圧迫します。

落ち着いたら、再び手を動かして射精を我慢します(数回繰り返してから射精)。以上のトレーニングで、簡単に反応してしまう状態を改善できる可能性があります。

心因性では、緊張や不安などを取り除くことが重要です。
方法はさまざまですが、成人であればリラックス効果を期待できるお酒を飲むとよいでしょう。ただし、勃起しにくくなるほど飲むことはおすすめできません。

あるいは、パートナーに理解を求めることも有効です。勇気を必要としますが、パートナーが気にしないとわかれば落ち着いて性行為に臨めます。

衰弱性は、射精に関わる筋肉のトレーニングが効果的です。
具体的にはお尻の穴を「5秒ほど締める・緩める」を繰り返します。

これにより、勃起や射精に関わる骨盤底筋群を鍛えられます。トレーニングの回数は10回×3セット程度が目安です。

遅漏とは

性交時に思うように射精できない状態です。早漏と同じく、遅漏も大きな悩みになりえます。ここでは、遅漏の定義、原因、改善方法を紹介します。

遅漏の定義

遅漏も、射精にかかる時間が問題になります。早漏と同じく「何分かかれば遅漏」などのような基準はありません。
理想の射精時間よりも時間がかかり、本人やパートナーが悩んでいれば遅漏といえるでしょう。前述の通り、理想の射精時間は人により異なります。

例えば、理想の射精時間が10分で、射精に20分かかり本人またはパートナーが悩んでいれば遅漏と考えられます。
一方で、理想の射精時間が30分で、本人・パートナーとも満足していれば遅漏とは考えられません。

遅漏の延長線上に位置づけられるのが膣内射精障害です。オナニーだと射精できても、挿入すると射精できない状態を指します。
両者の境界は曖昧ですが、一般的には重度の遅漏を膣内射精障害といいます。問題点は、本人やパートナーの悩みを引き起こすだけでなく不妊の原因にもなることです。

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遅漏の原因

考えられる原因は次の2つです。

【原因】

  • 誤ったオナニー習慣
  • 心理的・精神的なもの

遅漏の主な原因と考えられているのが誤ったオナニー習慣です。刺激の強いオナニーを繰り返していると、通常のセックスでは射精できなくなってしまいます。

誤ったオナニーの例として、「ペニスを強い力で握る」「高速で手を上下に動かす」「足を真っすぐ伸ばす」「床や壁などにペニスを押し付ける」などがあげられます。

大きなストレスなども、遅漏の原因になりえます。
勃起や射精に関わる交感神経・副交感神経をうまく切り替えられなくなるからです。これにより意図したタイミングで射精できなくなることがあります。

代表的なストレスとして、妊活に伴う義務的な性交、慣れない環境、慣れないパートナーなどがあげられます。

遅漏の改善方法

誤ったオナニーをしている場合はやり方を改めます。意識したいポイントは次の通りです。

【オナニーのポイント】

  • ペニスを優しく握る
  • 手をゆっくり上下に動かす
  • 足を軽く曲げる
  • 実際の性行為を想定したオカズを使う

基本的なポイントは、性行為に近い刺激を意識することです。
したがって、ペニスを強く握ることや早くしごくこと、不自然な姿勢をとることなどはおすすめできません。

刺激が足りないと感じるときは、従来の方法で射精しそうになってから手を使うなど、少しずつ慣らしていくとよいでしょう。

射精できず悩んでいる場合は、焦りすぎないことが重要です。考え込むと、状況を悪化させてしまう恐れがあります。パートナーの理解を得たうえで、射精を目的とせず性行為を楽しむとよいかもしれません。

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女性の理想の挿入時間

早漏・遅漏とも、持続時間に明確な定義はありません。
本人・パートナーが悩んでいれば早漏または遅漏の可能性があります。ここで重要になるのが、女性が考える理想の挿入時間です。
認識を誤ると、男性が一人で悩むことになってしまいます。

TENGAヘルスケアが2017年に実施した調査によると、女性が理想としている挿入時間の平均は9.7分です。意外かもしれませんが、46.8%の女性が5分以下、74.6%の女性が10分以下を理想としています。30分以上を理想とした割合は8.0%でした。
パートナー次第ですが、一般的なイメージよりも女性が考える理想の挿入時間は短いといえるかもしれません。

早漏・遅漏のお悩みはあかひげ薬局にご相談ください

この記事では、早漏・遅漏の概要、原因などを解説しました。いずれも、男女にとって大きな問題です。ケースによっては、破局の原因になることもあります。
お困りの方は、パートナーと話し合ったうえで対策を講じるとよいでしょう。話し合いが難しい方や今すぐできる対策をお探しの方は、精力剤専門の薬局「 あかひげ薬局」にご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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