あかひげ薬局オンラインショップ

緊張でセックスのときに勃たない理由は?対策も解説

「初めてのセックスで勃起しなかったけどどうして?」「パートナーが変わると勃起しにくいけどなぜだろう?」などの疑問を抱いていませんか。
いずれも、男性にとっては深刻な問題です。原因を知りたいと考える方は多いでしょう。
結論から述べると、過度な緊張が関わっている可能性があります。緊張するとなぜ勃ちにくくなるのでしょうか。
勃起しにくくなったなどと感じている方は、タバコとの付き合い方を見直すほうがよいかもしれません。
この記事では、勃起の仕組みと緊張と勃起の関係を解説するとともに、緊張を予防するためにできる取り組みを紹介しています。

以下の情報を参考にすれば、前回のセックスで勃たなかった理由と具体的な対策がわかるはずです。
勃起に関するお悩みを解決したい方は参考にしてください。

目次

ペニスの構造

勃起の仕組みを知る前に、まずはペニスの構造を理解しましょう。
ペニスは主に次の組織で構成されています。

【ペニスを構成する組織】

  • 陰茎海綿体
  • 尿道海綿体
  • 尿道
  • 包皮

海綿体は、細かな血管が張り巡らされたスポンジ状の組織のこと。
陰茎海綿体は、ペニスの上側左右にあります。
ペニスを触るとわかるように、左右に存在する2本で1対となっています。
海綿体に血液が流入することで勃起が起こり、硬くなるというメカニズムです。
尿道海綿体は尿道を覆うように存在する海綿体です。この組織も勃起時に膨らみますが、硬くはなりません。
亀頭を形作っているのは尿道海綿体です。勃起したときに比較すると、両者の硬さの違いがわかるはずです。

勃起の仕組み

緊張で勃たない理由と対処法の前に、押さえておきたいのが勃起の仕組みです。
どのような流れで勃起するのでしょうか。

ステップ1:性的刺激で脳が興奮

ここからは勃起の仕組みについて解説します。最初のステップにあたるのが、性的刺激を受けて脳が興奮することです。
具体的には、女性を見て欲情したり、女性の裸を見たり、
エッチなことを妄想したりなどにより性的な刺激を受けることで脳は興奮します。
性的刺激は、勃起のきっかけになるといえるでしょう。

ステップ2:一酸化窒素が放出される

性的刺激を受けることで脳が興奮し勃起を促す指令として神経を通じてペニスへと伝えられます。
これにより陰茎動脈や海綿体平滑筋で放出されるのが一酸化窒素(NO)です。
一酸化窒素が放出されると、サイクリックGMP(cGMP)が増えます。cGMPは、海綿体の平滑筋を弛緩させる物質です。

ステップ3:海綿体へ血液が流れ込む

cGMPの働きで海綿体の平滑筋が弛緩すると、海綿体へ大量の血液が流れ込みます。これによりペニスは膨張して硬くなります。
つまり、勃起するのです。流れ込んだ血液がペニスから逃げ出さない理由は、陰茎海綿体が膨張することで静脈が圧迫されるからです。
血液を逃さないことで勃起は維持されます。

ステップ4:性的興奮が静まると勃起はおさまる

性的興奮が静まると、PDE5という酵素が放出されます。
PDE5の働きは、cGMPを分解することです。cGMPが分解されると、性的刺激を受ける前の状態に戻るため勃起はおさまります。
したがって、性的興奮が静まってからも、勃起が持続することは基本的にありません。

緊張すると勃たなくなる理由

何らかの理由で過度に緊張すると、勃たなくなることがあります。
緊張すると勃たなくなるのは、勃起に深く関わる自律神経の働きが関係しています。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、常にどちらか一方だけが活発に働きます。ちょうどシーソーみたいな関係です。
つまり、同時に活発に働くことはありません。

交感神経は、アクティブに行動するときに働く自律神経です。
緊張しているときに活発に働くと言い換えることもできます。
対する副交感神経は、リラックスしているときに働く自律神経です。
安心しているときなどに活発に働く神経といえるでしょう。交感神経と副交感神経の主な働きは次の通りです。

交感神経 副交感神経
呼吸 速くなる ゆっくりになる
心拍 速くなる ゆっくりになる
血圧 上がる 下がる
血管 収縮する 拡張する
骨格筋 緊張する 弛緩する

勃起は、副交感神経の陰茎海綿体神経の働きで起こります。
つまり、リラックスしているときに起こるのです。
交感神経は、勃起の消失に関わっています。このことは、血管の収縮などに関わっていることを考えると理解できるでしょう。
過度な緊張で交感神経が優位になると血管が収縮して海綿体へ血液を送りにくくなるため、性的刺激を受けても勃ちにくくなってしまいます。

自律神経は本人の意志とは無関係に働くため、勃起させたいと思ったとしても、副交感神経を優位にすることはできません。

緊張する理由1:初めてのセックス

緊張で勃たなくなる理由として多いのが初めてのセックスです。
女性に良く思われたいなどの思いが緊張を引き起こします。

女性にセックスの経験があり、男性にセックスの経験がない場合は、特に緊張しやすいといえるでしょう。
童貞だとばれたくない、童貞だと馬鹿にされたくない、女性を満足させたいなどの思いが強くなるからです。

緊張する理由2:新しいパートナー

パートナーが変わると、緊張で勃たなくなる方も少なくありません。
以前のパートナーで問題が起きなかった方も注意が必要です。
主な原因は、過去の失敗を思い出すことです。「今回も勃たなかったらどうしよう」などと考えることで緊張してしまいます。

20代を中心に、多くの方が悩んでいる問題です。
失敗を引きずりセックスを避けるようになると、本物のEDになってしまう恐れがあるため気を付けましょう。

若い世代でも心因性のEDに悩む男性は少なくありません。
下記の記事では心因性のEDになりやすい性格と対処法について解説しています。

>>>関連記事
心因性EDとは|考えられる原因と検討したい4つの解決策

緊張以外でセックスのときに勃起しない理由

緊張は勃起に影響しますが、それ以外の原因もあります。
ここでは、緊張以外の勃起しない主な理由を4つ紹介します。

理由①オナニーによる強すぎる刺激

強い刺激を伴うオナニーを毎回行うことで、EDになってしまう恐れがあります。
刺激を伴うオナニーには、以下のような例が挙げられます。

  • 長時間行う
  • 高速で上下する
  • 強く握って行う
  • 半勃起状態で射精する
  • 過激なポルノを見ながら行う
  • 足をピンと伸ばした状態で行う
  • 床・壁を使って行う

刺激の多いオナニーは、実際の膣内の刺激とは異なります。
そのため、普段から強い刺激に身体が慣れると、性行為の際に性的興奮が得にくくなってしまうのです。

オナニーの頻度には上限があるわけではないですが、過度な刺激を与えるオナニーの場合、回数が増えるほどED、射精障害を引き起こす恐れがあります。
また、童貞のときから強い刺激に慣れていると、セックスに臨んだときに刺激が弱いと感じてしまうケースもあります。
そのため、オナニーの頻度を減らす、刺激の強いオナニーを行わないなどにより、身体の感覚を元に戻していくことが大切です。

理由②性行為に対する過度な期待

童貞の方は特に、経験したことがないセックスに期待や妄想を持ってしまいがちです。
期待を持ったまま実際の性行為におよび、自分の思っていたものと異なっていた場合、ショックを受けて勃起しなくなってしまうことがあります。

友人の話やアダルトビデオ、漫画といった情報から影響を受け、セックスに対して期待感や理想を作りあげてしまうケースは少なくありません。
特に、アダルトビデオは現実とはかけ離れた描写や表現をされる場合もあり、それが期待をさらに高めてしまうこともあります。

アダルトビデオや漫画などは創作物であること、理想と現実は違うというのを理解しておきましょう。

理由③相手に対して魅力を感じていない

付き合いが長くなったパートナーとのセックスに慣れると、相手に対して魅力を感じづらくなり、勃起しにくくなることもあります。
結婚している場合、女性から家族、母親と役割が変わるため、気持ちが変化するのは当然です。
また、妻が体型や服装を気にしなくなることも原因となる場合もあるでしょう。
一方、付き合ってすぐや結婚したての方でも、相手を手に入れた安心感から興味を失い、勃たなくなるケースもあります。

パートナーが魅力的だったとしても、セックスに変化がなければマンネリ化により妻に対して性的興奮を感じられなくなり、勃起しなくなる恐れもあります。
特に、妊活中の夫婦の場合、セックスが義務化しているのも原因の一つです。義務化していることで、性行為に対する興奮や喜びが減少してしまいます。

こういった問題を抱えているなら、パートナーと話し合う、デートをする、イメチェンするなどにより、パートナーとの関係性を改善しましょう。
また、いつもとは違うセックスを積極的に行い、マンネリを解消するのがおすすめです。

理由④EDになっている

精神的・パートナーへの魅力などが原因ではない場合、EDになっているケースが考えられます。
下記のような症状がある場合、EDを発症している可能性があります。

  • 性欲・性的興奮があるものの勃起しない
  • 性行為の際に緊張して勃起しない
  • 勃起しても途中で萎えてしまう
  • 勃起してもペニスが硬くならない
  • 勃起しない
  • 勃起するときとしないときがある

症状は人によりますが、1つでも当てはまるとEDの恐れがあるため、頻尿器科や内科に相談する、ED薬を使用することを検討してみましょう。

20~40代に多い「心因性ED」とは

心因性EDとは、心理的・精神的な要因によって勃起不全が起こるEDのこと。
人間関係や仕事で発生したストレスや幼少期のトラウマ、精神疾患により起こる病気です。

例えば、精神的なストレスやトラウマがあると、性的興奮がペニスに伝わらず、EDが発症するケースがあります。
また、過去に起きた性行為の失敗がプレッシャーになり、EDになることもあります。

心因性EDの原因に挙げられるものは、以下の通りです。

  • 幼少期のトラウマ
  • コンプレックス
  • 人間関係や仕事などへのストレス
  • 経済的・性病感染などへの不安
  • うつ病
  • 統合失調症
  • アルコール依存症

身体的な問題が要因ではないため、若い男性でも発症する可能性があります。
心因性EDの特徴は、以下の通りです。

  • ある日突然発症する
  • 特定の状況で発生する
  • 夜間(早朝)勃起は正常
  • パートナーとの関係に問題がある
  • 性の発育に問題がある

「特定の状況で発生する」とは、妻にだけ勃起できない・勃起力が弱まるといった、特定の状況でEDが発生することです。
これを「妻だけED」と呼び、心因性EDに該当します。

EDにはほかにも、神経や血管に問題があることで起こる「器質性ED」、器質性と心因性が複合した「混合性ED」、薬の副作用で起こる「薬剤性ED」があります。

いざという時のための予防策

セックスのときに過度に緊張すると、性的刺激を受けても勃起しないことがあります。
どのように予防すればよいのでしょうか。

パートナーとの関係を深める

パートナーとの関係が浅い段階でセックスをしようとすると緊張しやすくなります。
お互いのことを深く理解していないため、すべてをさらけ出すことが難しいからです。
相手のことを好きだと、「下手だと思われたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」などの思いがよぎるでしょう。

これらがプレッシャーとなり緊張を引き起こします。
セックスの前にお互いを深く理解しあう期間を設けると、このような緊張は生じにくくなります。
勃たない経験をした方は、お互いのことを深く理解してからセックスをするとよいかもしれません。

セックスに関する不安を打ち明ける

何らかの不安を一人で抱えていると、セックスをするときに緊張してしまいます。
例えば、「童貞だと知られたくない」と考えている方は、
慣れている風に演技をしなければならないため緊張が増すでしょう。

思い切ってパートナーに不安を打ち明けると、共通認識になるため余計な緊張をする必要はなくなります。
緊張で勃たない経験をした方は、セックスに不安を抱えていることを思い切って打ち明けてみてはいかがでしょうか。
パートナーが受け入れてくれると、リラックスしてセックスに臨めるようになります。

特に心因性のEDの際は男性側からだけではどうにもならないこともあります。
下記の記事を参考にパートナーと協力して対処してみてはいかがでしょう。

>>>関連記事
彼氏や夫がEDになったときにパートナーができること

自分をよく見せようとしない

必要以上に自分をよく見せようとしないことも重要です。
例えば、セックスに慣れているように見せようとすると、
現実とのギャップを埋めなければならないため大きなプレッシャーがかかります。

些細な失敗が焦りにもつながるでしょう。相手に良く思われたいなどの気持ちは横に置いて、
2人でセックスを楽しむことが大切です。
ありのままの自分でパートナーと向き合えば、緊張は解きほぐされるはずです。

経験値を比較しない

パートナーとセックスの経験値を比較することもおすすめできません。
経験値で劣るとわかると、上手くしなければならないなどのプレッシャーがかかるからです。
自分をよく見せようとすることにつながってしまいます。

過去の経験にとらわれず、2人の関係を重視しましょう。

精力剤を活用する

セックスで緊張する方には、精力剤の活用もおすすめです。
精力剤の中には交感神経のはたらきを抑制し、
副交感神経のはたらきを優位にするヨヒンビン製剤という医薬品があります。

また「精力剤を飲んだからきっと勃起する」などと考えられることで、精神的な余裕が生まれます。
とにかく誰でも手軽に取り組める点が魅力です。
納得できる精力剤を見つけたい方は、専門薬局に相談するとよいでしょう。

性行為への正しい知識を身に着ける

性行為に対して自信がない場合、知識を身につけることが大切です。
知識があれば自信もつき、セックス時の緊張感を軽減できます。
前戯や愛撫のテクニック、女性の身体やオーガズムなどについて学びましょう。

インターネットにはさまざまな情報があふれているため、信頼性の低いものがあるのも事実です。医師や性科学者など、専門家が監修している情報を選び、知識を深めることをおすすめします。

マッサージを試してみる

勃起は、副交感神経が優位になっているリラックス状態で起こります。
勃起しない原因が緊張である場合は、マッサージや深呼吸を取り入れ、緊張を和らげるとよいでしょう。
マッサージは、股関節周りの筋肉の緊張をほぐす、精神をリラックスさせるなどの効果があります。

下半身の冷えや血流不足がEDの原因になることもあるため、鼠蹊部や骨盤周り、睾丸のマッサージやツボ押しなどを試してみてください。

スキンシップを大切にする

勃たせなくてはと思うほど、プレッシャーがかかって余計勃たなくなるものです。
そのため、挿入ばかりを考えるのではなく、スキンシップを大切にしましょう。

特に、相手への魅力を感じにくくなった・マンネリ・義務化しているといった場合に有効な方法です。

緊張で勃たない方はあかひげ薬局に相談を

緊張するとセックスで勃たなくなる理由などを解説しました。
お悩みの方は、お守り代わりに精力剤を活用するとよいかもしれません。
心配な方は、できるだけ控えましょう。以前よりも勃起しにくくなったなどと感じている方は、精力剤などを試すこともできます。
精力剤に特化した薬局として35年以上の歴史がある男女精力剤専門店のあかひげ薬局までご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

お近くの店舗を探す
あかひげ薬局オンラインショップ 健康食品
あかひげ薬局オンラインショップ 医薬品専用

関連記事

このページの先頭へ戻る