多くの方は、医薬品で勃起をさせるための勃起薬、精力を強くするための男性ホルモン剤、栄養補助の目的をもつサプリメントを、あまり区別せず、同じ「精力剤」として捉えています。
そのため、結果的に悩んでいる症状と違った精力剤を購入してしまうことも多く、その場合、当然ながら効果は期待できません。
期待した効果を得るには、自分の症状に合った薬を選ぶ必要があります。
あかひげ薬局に訪れるお客様の多くは、
というお悩みをもつ方です。
そうした方が勃起薬だけ飲んでも、期待するような効果は得られません。
そうした方には男性ホルモン剤をお勧めしております。
性欲が減退するのにはさまざまな原因があります。ストレスが多い日々を送っていると、心因性の理由で、「やる気にならない」「パートナーに対する興味が薄れてきた」ということになったりもします。
ただ、生活環境や状況が変わっても漠然と性欲レベルが落ちているような気がするときは、男性ホルモン(テストステロン)の減少を疑った方がいいかもしれません。
男性ホルモン(テストステロン)は、病気や加齢によって減少します。
男性にも更年期障害はあります。更年期障害は、一般的には40歳代以降に性ホルモンの分泌量が減少することで起こります。
男性ホルモンの低下により起こる症状は、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)と呼ばれます。男性ホルモンは、筋肉量・認知機能など多くの機能に関係しており、そのなかに男性の性機能も含まれています。
具体的な症状としては、うつ・イライラ・疲労感・集中力の低下といった症状があり、これらと並んで性機能の低下も起こるというわけです。
精力の減退だけでなく、勃起障害(ED)も男性ホルモン減少による「性機能の低下」に含まれます。
「ストレスを溜めないこと」「質のよい睡眠をとること」「筋トレ、特に下半身の筋肉に適度な負荷をかけること」といった生活習慣をこころがかけることで男性ホルモンの分泌は増加します。
ただ、それだけでは加齢による男性ホルモンの分泌量の低下を完全に押しとどめることはできません。